
さようなら歌舞伎座

とうとう歌舞伎座での歌舞伎公演は今月で最後です。
私は「歌舞伎会」というものに入っているので定期的に「歌舞伎美人」という名のメルマガが送られてくるのですが、先日のメルマガに「歌舞伎座 閉場式」なるものの案内がありました。
とっても寂しくなりました
仕事の都合で丸5年間東京に住んでいたのですが、その間何回歌舞伎座に行ったことでしょう?東銀座にある新橋演舞場へは関西からでも度々観に行っていたのですが、歌舞伎座は東京に住み始めてから行きました。
最初に中に入った時は本当に感動しました。色んな劇場に既に行っていましたが、どの劇場とも全く違うのです。もちろん、造りといった外観的な部分も違うのですが、染みついた雰囲気と言いましょうか、何と言いましょうか…歌舞伎公演の常設小屋としての長年の間に色んなものが「歌舞伎座」というものを作り上げてきたのでしょうね。お土産売り場も他の劇場にはない雰囲気を醸し出していて、私はひそかに「歌舞伎座ワンダーランド」と名付けていました。歌舞伎の「生写真」なるものもここで初めて遭遇し購入しました
東京にいる間に「俳優祭」という、歌舞伎ファン感謝デーのようなイベントも奇跡的にプレミアチケットが手に入ったおかげで観に行くことができました(勿論、有休取りました!)。楽しかったなぁ~
客席も独特です。座席数から言えば新橋演舞場とはあまり変わらないのでしょうが、歌舞伎座の間口はとても広く感じます。客席の勾配もとても緩やかです。幕見席もたっぷりあります。定式幕、花道、すっぽん、桟敷席、提灯…こういったものは立て替えてビルの中に入ってしまう新しい歌舞伎座にも当然用いられますが、二度と同じ雰囲気は醸し出せないでしょう。本当に残念です。建物の老朽化というのは何ともしがたい問題ですが、「立て替え」それもビルに入ってしまうというのは歯がゆい思いです。
本当は2月に観に行こうと思っていて、元上司にも「ぜひ行っておいてください!」と声をかけていたほどだったのですが、都合が付かず、歌舞伎座での観劇は昨年の8月が最後になってしまいました。幕見席にも行っておいてよかったです。この「閉場式」もチケットさえ手に入ればぜひぜひぜひ行きたい!というところなのですが、無理ですね。前職ならば休んででも行っていたかもしれませんが…出演メンバーも豪華だなぁ。玉三郎さんの道成寺観たかったなぁ…
歌舞伎を観ますが、歌舞伎の内容に詳しいわけではありません。俳優、三味線や鳴り物、長唄、七五調の台詞などのアンサンブルの素晴らしさ。正直言って寝てしまっている時もありましたが、数時間であれ別世界に行くことができました。これは歌舞伎に限らず他のお芝居でも言えることですけれどもね。
京都四条にある南座も勿論歴史がありますし、それなりの雰囲気・風格を有しています。しかし、言葉で説明するのは難しいのですが、歌舞伎座とはやはり違うんですよね。
あぁ、もう行けないんだな、、、あの、ライトアップされた昼とはまた違った不思議な魅力を持つ姿を見ることもできないんだなぁ
お近くにお住まいの方はチケットが手に入ればぜひぜひ行ってみてください。幕見席であれば、早めに並べば大丈夫ですし、かなりお得なお値段で観ることができます。イヤホンガイドがなくったって雰囲気を味わうだけでも価値があります!
何だか今日は熱く語ってしまいましたね。ごめんなさい
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私は「歌舞伎会」というものに入っているので定期的に「歌舞伎美人」という名のメルマガが送られてくるのですが、先日のメルマガに「歌舞伎座 閉場式」なるものの案内がありました。
とっても寂しくなりました

仕事の都合で丸5年間東京に住んでいたのですが、その間何回歌舞伎座に行ったことでしょう?東銀座にある新橋演舞場へは関西からでも度々観に行っていたのですが、歌舞伎座は東京に住み始めてから行きました。
最初に中に入った時は本当に感動しました。色んな劇場に既に行っていましたが、どの劇場とも全く違うのです。もちろん、造りといった外観的な部分も違うのですが、染みついた雰囲気と言いましょうか、何と言いましょうか…歌舞伎公演の常設小屋としての長年の間に色んなものが「歌舞伎座」というものを作り上げてきたのでしょうね。お土産売り場も他の劇場にはない雰囲気を醸し出していて、私はひそかに「歌舞伎座ワンダーランド」と名付けていました。歌舞伎の「生写真」なるものもここで初めて遭遇し購入しました

東京にいる間に「俳優祭」という、歌舞伎ファン感謝デーのようなイベントも奇跡的にプレミアチケットが手に入ったおかげで観に行くことができました(勿論、有休取りました!)。楽しかったなぁ~
客席も独特です。座席数から言えば新橋演舞場とはあまり変わらないのでしょうが、歌舞伎座の間口はとても広く感じます。客席の勾配もとても緩やかです。幕見席もたっぷりあります。定式幕、花道、すっぽん、桟敷席、提灯…こういったものは立て替えてビルの中に入ってしまう新しい歌舞伎座にも当然用いられますが、二度と同じ雰囲気は醸し出せないでしょう。本当に残念です。建物の老朽化というのは何ともしがたい問題ですが、「立て替え」それもビルに入ってしまうというのは歯がゆい思いです。
本当は2月に観に行こうと思っていて、元上司にも「ぜひ行っておいてください!」と声をかけていたほどだったのですが、都合が付かず、歌舞伎座での観劇は昨年の8月が最後になってしまいました。幕見席にも行っておいてよかったです。この「閉場式」もチケットさえ手に入ればぜひぜひぜひ行きたい!というところなのですが、無理ですね。前職ならば休んででも行っていたかもしれませんが…出演メンバーも豪華だなぁ。玉三郎さんの道成寺観たかったなぁ…
歌舞伎を観ますが、歌舞伎の内容に詳しいわけではありません。俳優、三味線や鳴り物、長唄、七五調の台詞などのアンサンブルの素晴らしさ。正直言って寝てしまっている時もありましたが、数時間であれ別世界に行くことができました。これは歌舞伎に限らず他のお芝居でも言えることですけれどもね。
京都四条にある南座も勿論歴史がありますし、それなりの雰囲気・風格を有しています。しかし、言葉で説明するのは難しいのですが、歌舞伎座とはやはり違うんですよね。
あぁ、もう行けないんだな、、、あの、ライトアップされた昼とはまた違った不思議な魅力を持つ姿を見ることもできないんだなぁ

お近くにお住まいの方はチケットが手に入ればぜひぜひ行ってみてください。幕見席であれば、早めに並べば大丈夫ですし、かなりお得なお値段で観ることができます。イヤホンガイドがなくったって雰囲気を味わうだけでも価値があります!
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