
通訳仕事始め

翻訳は例年どおり?休もうと思ったにもかかわらず年末年始1日も休むことなくず~っと取り組んでいたのですが、通訳の仕事始めは今日でした。といっても、年末に資料が届いていたので、その資料に目を通したり、参考資料を探したりと、準備はずっとしていました。
今年最初の通訳は、去年紹介していただいて登録したばかりのエージェントとの初のお仕事。おまけに初めての分野(懲りないやつ・・・)。しかも、その分野の専門家が集まる研究会での講演とQ&Aの逐次というかなり無謀とも言える案件でした。
これまでの経験上、どのような分野でも準備の過程で「これ、おもしろいかも?」と思うことができればかなりの確率で悪い方に転ぶことはないのですが、今回は本当にず~っと準備していたのですが、なかなかそうは思えず、昨日になって「もしかしてちょっとおもしろ・・・い?」という状態にまでなりました。
結果、うまくできたのかどうかは分かりません。そもそも「できたかどうか」を決めるのは通訳者本人ではなくクライアント様、そして聴講者ですからね。
とはいえ、今日もそうだったのですが、専門家が集まる英語での講演というのはだいたいの人は通訳者を必要としておらず、一部の人のために通訳が必要ってパターンが多いのです。同通ならまだしもこういう状況での逐次通訳は公開処刑に等しいんですよねorz
実際、Q&Aは英語で直接質問されている方もいらっしゃいました(このような場合でもきちんと一部の方向けに日本語に訳します)。
これまで口にしたことのない専門用語(英日とも)の連続になりますと、リテンションはきかないわ、メモを取るにも苦労するわ、で本当に大変なのです。講演の部分は事前にいただいていたスライドに微修正が加わっていた程度でしたのでまだしも、Q&Aになりますと本当に何が飛び出すか分かりませんからね。訳しているうちに、自分の訳のリテンションまで怪しくなってしまい、主語と動詞に矛盾はないかしら?とときどき心配になるほどでした。
が、私が英語に訳した質問を受けて講演者が"Good question!"等と連発されていたので、肝心なところをおさえることはできていたようです。終了してからも本当に感謝してくださり、恐縮するほどに褒めてくださいました。
部屋の中で分からなかったのは私一人だったのでしょうね。まぁ、ままあることなのですが。
しかし、本当にいろいろな研究分野があるものだなぁ、と感心してしまいました。こういう部分も通訳という仕事の醍醐味だと思っていますので、本当は分野を絞った方が準備も楽になるのですが、敢えてそういうことはせずにきましたし、今後もこのままなんだろな、と思っています。
よろしければポチッとお願いします♪
今年最初の通訳は、去年紹介していただいて登録したばかりのエージェントとの初のお仕事。おまけに初めての分野(懲りないやつ・・・)。しかも、その分野の専門家が集まる研究会での講演とQ&Aの逐次というかなり無謀とも言える案件でした。
これまでの経験上、どのような分野でも準備の過程で「これ、おもしろいかも?」と思うことができればかなりの確率で悪い方に転ぶことはないのですが、今回は本当にず~っと準備していたのですが、なかなかそうは思えず、昨日になって「もしかしてちょっとおもしろ・・・い?」という状態にまでなりました。
結果、うまくできたのかどうかは分かりません。そもそも「できたかどうか」を決めるのは通訳者本人ではなくクライアント様、そして聴講者ですからね。
とはいえ、今日もそうだったのですが、専門家が集まる英語での講演というのはだいたいの人は通訳者を必要としておらず、一部の人のために通訳が必要ってパターンが多いのです。同通ならまだしもこういう状況での逐次通訳は公開処刑に等しいんですよねorz
実際、Q&Aは英語で直接質問されている方もいらっしゃいました(このような場合でもきちんと一部の方向けに日本語に訳します)。
これまで口にしたことのない専門用語(英日とも)の連続になりますと、リテンションはきかないわ、メモを取るにも苦労するわ、で本当に大変なのです。講演の部分は事前にいただいていたスライドに微修正が加わっていた程度でしたのでまだしも、Q&Aになりますと本当に何が飛び出すか分かりませんからね。訳しているうちに、自分の訳のリテンションまで怪しくなってしまい、主語と動詞に矛盾はないかしら?とときどき心配になるほどでした。
が、私が英語に訳した質問を受けて講演者が"Good question!"等と連発されていたので、肝心なところをおさえることはできていたようです。終了してからも本当に感謝してくださり、恐縮するほどに褒めてくださいました。
部屋の中で分からなかったのは私一人だったのでしょうね。まぁ、ままあることなのですが。
しかし、本当にいろいろな研究分野があるものだなぁ、と感心してしまいました。こういう部分も通訳という仕事の醍醐味だと思っていますので、本当は分野を絞った方が準備も楽になるのですが、敢えてそういうことはせずにきましたし、今後もこのままなんだろな、と思っています。
よろしければポチッとお願いします♪

スポンサーサイト