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ヒトの仕事を盗むということ

ちょっと物騒なタイトルですかね。

でも、実際にこういう人は私の周りにもいます。で、悪気がないというかまったく反省の色を見せないというか、「え?なんでだめなの?」と思っている節があり、性質が悪いんですよね~

フリーランスとして、通訳の仕事も翻訳の仕事も私の場合は99%がエージェント経由です。最近久しぶりにあるエージェントのお仕事をしたのですが、メールの文末のあたりに「クライアントに個人の名刺は渡さないように」との注意書きがありました。

は?

何当たり前のこと書いてんのよ?と正直むっとしましたので、返信で「プロとして当然のこと」「不愉快」といったことを伝えました。すると、最近自分の名刺を渡して次回以降クライアントと直取引をするケースが散見されるのですべてのメールにその文言を入れているということでした。

そうなんです。その仕事を紹介してくださったエージェントの仕事を「盗む」人が実際にいるんですよね。「プロ」はそんなことはしません!!

確かにエージェントがクライアントと通訳者(翻訳者)の間に入ると、エージェントが一定の手数料を取ります。ですので、直取引になると料金は交渉になるわけですが、ある程度はクライアントの支払額は減り、通訳者(翻訳者)の受取額は増えることになります。

クライアントと通訳者(翻訳者)だけを見ればWinWinですよね。

では、エージェントは???その仕事を獲得するために、場合によっては営業をかけ、クライアントがHPから依頼してきた場合であっても仕事が成立するまで見積もりやらなんやらで手間や時間がかかっているわけです。そういう背景があって、最終的に自分に仕事がやってくるわけです。

「盗む」人はそこまで考えてないんですよね。WinWinだからいいじゃない、と。でも、そういう人に限って自分の仕事を他人に盗られるようなことがあると激怒するんですよね、多分ww

私が実際に知っている例としては、定年後のおじ(い?)さん、バイトで通訳をしている留学生などなど。当たり前のことですが、そういう盗み行為がエージェントに「ばれる」ともうそのエージェントからは仕事が来ませんよね。

長期的に見れば自分の首を絞めることにもなるわけです。なのに、近視眼的に「おいしい」と思ってしまって飛びついちゃうんですよね~

私も「次回から直接」とお願いされたことは何回もあります。とあるクライアントさんは(聞いてもいないのに)エージェントに支払った額まで教えてくださり、私を説得しようとなさいましたそういうときはきちんと説明をしてお断りをします。当然です。

エージェントによっては契約書に自分の連絡先をクライアントに教えない、という文言が入っている場合もあります。しかし、契約書にあるないかかわらず、ちょっと考えれば分かることですよね。

楽して仕事を手にしようだなんて甘い!!!

直取引がしたければ、自分で営業なさいっ!!!

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テーマ : プロのお仕事
ジャンル : 就職・お仕事

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プロフィール

◎WILL◎

Author:◎WILL◎
関西在住。フリーランスで英語の通訳と翻訳をしています。趣味は、資格取得、観劇、行ったことのない所に行くこと、食べ歩き、手作りです。最新の保有資格は2021年12月30日のエントリーに記載しています。英語関連の資格がたくさんありますが、留学経験・海外滞在経験はありません~。大学も法学部です。努力次第で何とかなるものです。よろしくお願いします♪

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